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〒541-0054 大阪市中央区南本町4丁目3番6号 大阪府商工会館 TEL（06）6252－3021 FAX（06）6251－4039 西部金属熱処理工業協同組合 事務局 |
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| （平成23年1月号）No.79 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目次
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| 平成二十三年 年頭所感 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 西部金属熱処理工業協同組合 理事長 川嵜修 |
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新年明けましておめでとうございます。平成二十三年の新春を、西部金属熱処理工業協同組合の皆様と共に迎えることができ、大変喜ばしく思います。 さて、昨年の日本を取り巻く諸問題は、政治的にも経済的にも、良きにつけ悪しきにつけ、「中国」を抜きにしては語れない状況ではなかったかと思います。 経済成長率が１０％を超え、世界最大の市場となった中国は、日本経済にとって、貿易額もアメリカを抜き切っても切れない存在となり、新聞紙上で様々な業種の「中国へ進出」という記事を目にしない日はないと言っても過言ではありません。 一方、日本の景気は、リーマンショック危機を脱した以降も一進一退の推移を続けています。昨年は、世界第２位の経済大国から転落して、ある意味で日本経済の歴史の大きな転換点でした。追い討ちをかけるように円高が進み、１年前と比較して７円～８円の円高となっています。 熱処理業界の主要取引先である自動車メーカー各社は、円高とともに国内需要の不振により、海外への生産移転を進めており、また部品の現調化も加速してきています。 建設機械各社も中国を中心に生産移転を進めていますが、現状では基幹部品の国内生産も堅調に推移しています。 そんな中で、熱処理業界の２０１０年の業績は、生産高ベースで２００８年の８０％～８５％となっており、まだまだリーマンショック危機を乗り越えたとは言えない現状となっています。 グローバル化の波は生産の海外移転だけではなく、日本国内においても海外調達品との競争として押し寄せてきています。 我々の熱処理技術は日本の製造業の国際競争力において、高機能高品質を支える重要な役割を担ってきました。その熱処理技術レベルは、中国を始め日本が生産移転を行っている国々と比較してもまだ優位性を保っております。今後はコスト競争力の強化と高付加価値化の確立ということが、日本国内でのグローバル化に対する重要な課題になるのではないでしょうか。 これらの課題をクリアしていく為には、協同組合の諸活動を通じて各員が相互に情報交換し共にこの厳しい経済環境を乗り越えていく覚悟が必要です。 本年は会員・賛助会員の増強にも力を入れ、加工高もリーマンショック以前の状態へ戻し、さらに発展させていくべく一致団結して参りましょう。 最後になりましたが、会員、賛助会員、関係機関、関係団体の皆様が今年もご活躍されますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。 |
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| 年頭あいさつ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 大阪府商工労働部 部長 杉本安史 |
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新年を迎え、謹んでお喜び申し上げます。日ごろから、大阪府政の推進に格別のご理解・ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。 さて、わが国の景気は、依然として続くデフレや急激な円高の進展など、このところ足踏み状態が続いており、また、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあります。 この厳しい状況だからこそ、「現状を打破し事態を動かす」という「攻め」の姿勢で大阪の将来を見据えた投資を行っていきたいと考えています。 このたび、大阪府では高付加価値を創出する「ハイエンド都市」、アジアと日本各地を結び、集積・交流・分配機能を発揮する「中継都市」の実現を目指した取り組みの方向性を「大阪の成長戦略」としてとりまとめました。 特に産業振興分野においては、大阪経済を牽引する成長分野である新エネルギー、バイオ産業の振興を重点的に進め、“世界をリードする大阪産業”の実現を目指します。本年３月には、世界各国から企業や研究者が一堂に会し、大阪から新たな時代の到来を発信する場として、「大阪 新エネルギーフォーラム ２０１１」を開催し、アジア・世界の中で「ＥＶリーディング都市・大阪」を確立してまいります。 併せて、大阪産業の礎を担う中小企業の皆様の成長に向けて、技術・金融・経営面から様々な取り組みを進め、大阪の産業を競争力の高い厚みのある構造へと転換を図ってまいります。とりわけ、ものづくりの総合支援拠点「MOBIO（モビオ）」や府立産業技術総合研究所等において、新しい分野に果敢に挑戦する中小企業の皆さんをしっかり支援してまいります。 雇用面では、現下の厳しい雇用失業情勢に対応するため、離職を余儀なくされた非正規労働者等の失業者の方々に対して、次の雇用までの短期の雇用・就労機会を創出・提供し、生活の安定を図ることを目的とした「緊急雇用基金事業」を引き続き実施してまいります。加えて、「大阪版労働力調査」等を実施し、雇用のミスマッチの要因や求職市場の需給状況などを分析し、実効性のある対策につなげてまいります。 また、障がいのある方々がいきいきと仕事ができる社会を目指して、ハートフル条例やハートフル税制を積極的に運用してまいります。併せて、雇用率未達成企業のサポートや府内外企業への特例子会社設立の働きかけなど、関係機関と連携しながら障がい者の就労支援を進め、「障がい者雇用日本一」を目指してまいります。 今後とも、高い技術力を有するものづくり企業の集積による高いポテンシャルを活かして、中小企業の振興、大阪経済の活性化に向けて全力を注いでまいりますので、皆様には引き続き、府政の推進にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、本年が皆様にとりまして実り多い輝かしい年となりますよう心からお祈りし、新年の挨拶とさせていただきます。 平成２２年厚生労働省は卓越した技能者表彰で、三洋金属熱錬工業株式会社の鈴木 務様が選ばれ平成２２年１１月１０日(水)明治記念館で表彰式が行われました。鈴木様の技能功績の概要は、高度な熱処理の技能と知識により、新しく開発された鋼種や用途に対しても、最適な処理法を立案し、顧客の要望に高い水準で応えている。また、後進の指導においても、リーダーとして自らが習得した熱処理の技術・技能の伝承に努めている。 平成２２年度厚生労働省は技能検定に関し永平年にわたって多大な貢献があり、他の模範となる事業所に対し、平成２２年１１月１９日(金)明治記念館「富士の間」で表彰式典が開催されました。当組合関係の方は下記の通りです。 技能検定関係優良事業所として
平成22度大阪府職業能力開発協会促進大会において、「なにわの名工」及び、平成21年度の技能検定試験合格者の中で特に優秀な成績をおさめられた方、並びに永年にわたり技能検定の推進にご尽力いただいた方に対し、平成22年11月19日(金)ハイアットリージェンシー大阪で表彰式典が開催されました。当組合関係の方々は下記の通りです。
永年にわたる技能検定推進協力者として
技能検定成績優秀者として
技能検定委員として
技能検定業務担当者として
１４４回西部会ゴル第フコンペ(日熱会とダブルコンペ)は平成22年10月8日(金)20名参加のもと、三好カントリー倶楽部で開催されました。結果は次の通りです。(敬称略)
11月14日（日）ボウルスミノエで開催しました。 ＜団体戦＞（チーム4名、2ゲーム合計点）
＜個人戦＞（２ゲーム合計点）
＜ハイゲーム賞＞
＜理事長賞＞牧野良一（(有)ファインテックＢ）
＜労務委員長賞＞辻奈々美（(有)ファインテック
＜個人戦4位から20位＞17名
＜ラッキー賞＞25位から5位飛びで120位まで20名
＜当日賞＞14位、以下4のつく位、124位までの12名
＜ＢＢ賞＞1名
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